読んでみて皆様の感想をお聞かせください。
私たちは信州に暮らし、山(自然)を守りたいと思っております。やまに入り、放置され荒れてしまった
森を整備します。その森の木が国産健康木材として評価利用される技術を確立します。 また、整備
で得られる森の有機な物、炭などを地域の畑土に混入します。農薬や化成肥料で疲弊している土壌
の改良再生で安全で健康な食料の生産を確保します。 地方自身で暮らしを営める様な生産活動。
それが地産地消(国産材利用)の拡がりとなって、環境負荷の改善に役立てること。
それが エコテク信州
に連合する者の共有理念であります。 !!
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信州カラマツ燻煙仕上げ
『 古代人に学ぶ 健康な住まい 』
私たちは日本の森林から生まれる癒しの素材、 天然木材に囲まれる‘健康な住まい’を提唱しています。
住宅展示場の風景であります。 近代的で美しく整ったデザイン、生活機能も 充実し一流メーカーが販売を競い合っています。
この写真は、北信州のりんご栽培農家のお宅です。
ご主人の『住まいへの想いがそのまま実現できた。どうぞ皆さんに紹介して下さい』とのお言葉で載せさせて頂きました。
平成16年5月竣工の築 二百年の家屋改築です。
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・・・代を継ぐこと二百年、冬、雪深く、夏には蒸し暑くなるこの地で、家族をどっしりと守り続けてきた藁葺きのこの家も
さすがに建替かな、ご主人は大工さんに相談しました。 しかし、二人は炉辺で見上げる煙に燻された太く黒くたくましい唐松と
赤松の梁がなんとも惜しくてなりません。 屋根だってしっかりしています。
そんな折、ご主人は新聞で、同じ囲炉裏で勲煙された古代の家屋にヒントを得た木材の乾燥技術を実現した記事を見ます。
早速大工さんに注文です。『この材木で弱ったところを取り替えてくれ、これでまたこの家の代が継げる。』
黒い部材が二百年の歴史を持つ、カラマツ,
赤松の構造です。慎重に仮受けし、平成の煌燻カラマツの柱、梁を
組み込みました。全くの無垢材です。古代の煌きと新たな煌燻のコントラストの妙に観る人皆言葉を失います。
塗り替えたシックイ壁に木目が美しく映えます。細工の細かい障子も活きかえりました。近年、カラマツは割れや狂い、
くせの強さを嫌われ、こなせる大工も少なくなりました。しかし、この仕事を終えた棟梁はすっかり自信を持ち、煌燻木材を使った
次の仕事を心待ちしているのです。
完成を喜ぶご主人と、煌燻カラマツ
を実現した 古代人、菅岡社長です。
不思議なことに、燻煙でカラマツの松ヤニも性質を変えた様です。表面に出てきてべたべたしません。脱脂をしているわけではないので
木肌のつやも美しいまま。
ご主人は語ります。 『何よりも、孫や子供たちがこの全くの天然素材のよさを感じるのか自然に、此処に集まってくるのが嬉
しいねぇ。 小さい子供がなにも教えないのにいつの間にか靴下を脱いで木の床をゴロゴロ、命の喜びを楽しんでるのかねぇ。』
(ちなみに、最近幾人かの小児科の医師が天然木材の治療室でアトピーや喘息などシックハウス症候症の医療をはじめています。)
補足リポートとして‘注記’を添えます。
ご来訪有難うございました。
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