no.347 冬の散歩も楽しい 2022.01.16 体力維持と健康のために、夏は太郎山登山をしていたが、後期高齢者になると山登りがしんどくなる。昨年今年と、コロナ感染防止のため自粛生活していたり、また体力が落ちてきた事もあり、登る回数もめっきり減少し、一年間で10回程度になってしまった。 春から夏そして秋は、農作業が控えているので身体を動かしているから、健康のために良いのであるが、冬はいけない。老夫婦二人で炬燵に入り、テレビばかりを一日中見ている状態であり、妻の顔もテレビ番組も見飽きた状態である。 こんな生活がずっと続くのかと思うと、いやになる。そこで一念発起して、毎日散歩をする事にした。一日一万歩は無理なので、とりあえず3、000歩以上と目標を立てて実行に移した。こんな私の姿を見ていた妻も私も歩くと言い出し、行動は別々であるけれど妻も時間をずらして散歩をするようになった。 山登りと違って、風景や街並も見なれた場所だし道路も歩くコースも、面白くないと思っていたが、いざ歩き始めるとコースが無数にあるのである。 今日は野竹地区に行こうとか、河原まで行こうとか、自分好きなコースを選べるし、歩きながら即座にコース変更もできる。これは利点であり山登りはそうはいかない。 山は違った道を入ったトタンに獣道だったり、行き止まりや崖くずれなどの危険個所があり、遭難騒ぎになるかも知れない、決まった道を登り、決まった道を下るのが鉄則であり、決して脇道に逸れてはいけない。それに比べ周辺地区の散歩は自由でよい。 また、散歩する人達とも道ですれ違う事があり、知っている人だと、そこで5分10分の立ち話になってしまうのである。これも楽しいものであり、「お元気ですか」とか、「あの人はどうしているか」とか、世間話とか噂話が好きなのだろう。 昨年の暮れから散歩を始めたが、少ない日でも3、000歩、多い日には、8、000歩、歩いた事もあり、8、000歩はチョットしんどい。 そして、今日はあまり人が通らない欅並木コースを選び、野竹トルネルの上を通り、野竹集落を回り帰宅した。 歩数計をみると3、816歩であり、この位がちょうど私の体力に合っているではないだろうか。 これからも、コロナ、ウィルスに負けないために、雪が降っても、寒い寒い真冬日でも散歩は続けて行こう思う。 |