no.348         歩行者目線で考えて       2022.01.17

 

 歩いている脇を凄いスピードで車が通りすぎる。

「おい、危ないぞ」と言いたくなるようなスピードであり、どの位かというと、時速60km位は出ていただろう。

センターラインが引かれ両脇に歩道がついている幹線道路は安心して歩けるけれど、街中の生活道路はいけない。

しかも、センターラインもなく大型車がやっとすれ違えるような道は怖くて歩けない。

まだ、通学路の道は脇に緑色したスクールゾーンなるものが引かれていて、小学生はその緑色ラインの外側を歩いて通学している。歩道のように段差がある訳ではないので、スクールゾーンは安全かと言われれば、そうではない。ただ車を運転するドライバーには、はっきりと緑色のラインが目に入るのでスクールゾーンがあるなと認識できて、スピードは落としてくれるだろう。このスクールゾーンは、狭い道路なので歩道は出来ないし、そうかと言って小学生の通学路のために苦肉の策で、造られたものだろう。

 

当然、俺の歩く散歩コースも危険がいっぱいの生活道路から、安全優先の散歩コースに代わってきた。最初の頃は、生活道路を散歩していたが、危険すぎると思い、歩道がついている幹線道路に、さらに車のすれ違いが無い極端に狭い道路に、さらに欅並木道路のような車が通らない道路、さらに獣道とか、田んぼの畔道を散歩コースに選んでいる。

でも、どうしてもスクールゾーンのある道路やセンターラインが無い生活道路を歩かなければならない時は、安全を確認し慎重に歩いている。本当は、全ての道路に歩道がついていれば、安心して散歩できるのであるが、夢物語である。

 

以前から、俺は軽トラックを運転していたが、今までは少し荒っぽい運転をしていたような気がしてならない。

俺の場合は、運転手目線で行動したいたので、横断歩道でも「渡りますと手を上げて」意思表示しないと、一時停止しない。また散歩している人の脇を、徐行もせずに時速60km位のスピードを出して通過していたと思う、時速60kmは散歩している人にとっては恐怖だったかも知れないと、散歩するようになり歩行者目線で考えて見ると理解できる。

 

また、散歩して思う事は、最近の若いドライバーはマナーが良くなっていると思う。
一番感じるのは、横断歩道の脇に立つと「渡る」と言う意思表示もしないのに、きちんと止まって待ってくれている事だ。俺の場合は「渡る」という意思表示をしないと絶対一時停止しなかったのに、今の若いドライバーは、止まってくれるのである。

飲酒運転はどうだろう、昔の俺はお酒を飲んだまま運転していた時があった。現在まで大きな事故が無かったので良かったが、今、考えるとずいぶん無茶をしたものだと思う。飲酒運転の刑罰が重くなったり、車社会となったので飲酒運転は人生の生活設計を狂わせ、命とりになりかねないので絶対に止めてほしい。

因みに俺は、飲酒運転だけは今は絶対にしない。

 

 
 

     
   


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