no.351         アクセルとフレヘキペタル    2022.01.21

 

 最近の新聞とかテレビで良くニュースになるのは、交通事故であり、多くがお年寄りによる事故で、ブレーキぺタルとアクセルペタルの踏み間違いによるものと思われる。痛ましいのは、この事故で小学生とか、幼稚園児の登下校の列に突っ込み、死傷事件に発展する事でケースであり、絶対に起こしてはならない。これら多くの状況を、私なりに見ると、駐車場から発車する時とか入車する時であり、特にバックで出入する時に発生するような気がしてならない。

 

通常、道路上で信号待ちをしている車が発車する時、アクセルとブレーキを踏み間違える事はまず無い。これは、発車しても良い状態で待機しているので、赤信号から青信号に変わっても身体が準備を整えており、スムースに発車できるからである。つまり身体が安全運転モードになっているからである。

もちろん通常の運転中も、前方をしっかり見ながら正しい運転姿勢で運転しているために、アクセルとブレーキを踏み間違える事はない。

 

しかし運転中、脇見運転をしたり、スマホを見たり、身体を曲げたり、後ろを見たり、煙草に火を点けたりの不安定な運転姿勢だと、一時的にアクセルペタルから足が外れる場合があり、気をつけなければいけない。また発車する時、急いでいるからと、シートベルトもせず、運転席に正しく座らないまま発車する時が、ままあり、この場合も、あせらずに安全運転姿勢になってシートベルトをしてから落ち着いて発車しなければならない。

 

シートベルトを装着し、正しい安全運転姿勢を保ち、発車や入車している時は、アクセルとブレーキペタルを踏み間違え、事故になった話は聞いた事がない。

こんな時に、もし事故が起こったとすると、必ずその前後に何か、よくない現象が起こっているはずである。

たとえば、携帯電話が鳴って嫌な知らせが届いた、

車の前には誰もいないと思っていたが、人が歩いていた、

急にお腹が痛くなった、

助手席の妻と喧嘩した

同乗している犬が騒ぎ出した

子供が大声で泣き出した等が、発生して、

運転手が驚いて、平常心ではなくなり、情緒が不安定になった時である。

 

こんな場合でも落ち着いていれば、問題なく対処できるのであるが。この時すでにエンジンがかかり、アクセルペタルに足が乗っていれば・・・・・・。

 

いずれにせよ、安全運転姿勢を保ち、平常心で運転していれば、アクセルペタルとブレーキペタルを踏み間違える事など無いはずであるが、何らかの外部要因によって、運転手がパニックになる事があるかも知れない、でも、そんな時でも冷静に対処しなければならない。

 

車の運転は安全第一で、ね。

 

 

 
 
     
   
 


p51