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感  想 

伊藤みみ(上田市)
犬種:ポメラニアン
受講期間:1歳〜3歳

 テントの中で夫と共に寝息を立てているみみの姿を見ながら、2年前の日々を思い返しています。
こんな夢のような日が我が家にやってくるとは想像もしなかったあの頃。みみと一緒のこの穏やかな暮らしを実現できたのは、堀内先生のおかげだと本当に感謝でいっぱいです。

 みみを実家で迎え入れたのは、高齢の父が病床におり母のためにとのきっかけからでした。両手のひらに乗るほどだったみみは、程なくして病気が発覚。ケー ジの中から出せなくなり毎週のように通院・治療する中で、吠える、咬む、威嚇して唸る…と手のつけられない状況になっていきました。通院を担当していた私 は、時には自宅に連れて行きましたが、それがまた不安定な状態を加速していったようでした。

 堀内先生のHPを見つけてメールをし、すぐに実家に来ていただきました。その日の堀内先生は、タオルを掛けたキャリーの中のみみを見ることも触ることもせずに沢山お話をして下さいました
 「一番困っているのはみみちゃんですよ」「みみちゃんは皆さんの無意識の犠牲になっているんです」「犬は究極の安定志向の動物です」「犬は食べ物がない と行動しないような下等な動物ではありません」「犬の気持ちになって考えること」等々。私にとって堀内先生の一言一言が衝撃的でした。後からお聴きしたと ころ、“まだレッスンを始めるかわからないときにその子を見たり触ったりしてしまうと、今より良くしてあげたいと思ってしまうから”とのことでした。

 家に帰って早速夫に相談し、レッスンをお願いするとともに、<みみをうちの子として引き取る>という大きな決断をすることにしました。

 みみが我が家に来てからの日々、それはそれは大変でしたが毎日のようにメールをして指示を仰ぎました。まずは、ケージ暮らしだったみみを部屋に出すこ と、排泄をあちこちでするみみのために部屋にトイレシーツを敷くこと…。くじけそうになると「みみちゃんはとっても賢い子ですよ」「大丈夫!」と励まして 下さり、「あれもこれも出来ない」と泣き言をいう私に「良かった探しのように、今日はこういうところが良かった、良くなった、良くなってきている。それを 貯金箱に貯めていくようなつもりで暮らしてください」「何があっても落ち着いている人、朗らかな人を犬は頼るものですよ」と前向きな言葉を下さいました。 また反面「みみちゃんにとってはまだ同居人です。同居人から家族になるかは人が決めるのではなくて、みみちゃんが決めるのです」とみみの気持ちを解説して 下さいました。

 家に来ていただいてのレッスンですが、みみは先生が来て下さる朝…いや前夜からわかるのか、とてもよい子になり、当日はシャンと背筋が伸びて「見て見 て」という感じでレッスンが大好きでした。そしてその堀内マジックのシャン!はレッスンからしばらくの間続くのがとても不思議でまた凄いなぁ、と思えるの でした。

 みみへのレッスンは、まるで私の生き方へのレッスンではないかと思えるくらい、今までの考え方や物事への捉え方を変える必要がありました。それは時には 心地よく時には泣きたいくらい悔しいときもありましたが、その中でみみが変わっていく姿は、私にとってまた私たち夫婦にとって何よりも嬉しいものでした。

 レッスンでは様々な事を教えていただき、それを反復していく。またはその先を自分で考えて行くこと。賢いみみは、私の数倍先を読んでいろいろなことを仕 掛けてきたり、無視することもしました。そんな時にはいつでも“家の中での行儀作法をしっかりすること”と心の持ち方や接し方を繰り返し教えていただきま した。

 一番最初に「レッスンは夢を持たないと実現しませんよ」と言われ、「みみとキャンプに行く!」と決めてレッスンを重ねていただき、それを実現することが できました。
 なんて幸せな事でしょう。愛犬との暮らしがこれほどまでに人生を変えていくとは…こんな幸せを教えてくださった堀内先生に、心から感謝してい ます。これからもみみに「ありがとう」と言いながら、みみと一緒の日々を楽しんでいきます。
本当にありがとうございました。


大島カイくん(小諸市)

犬種:チワワ
受講期間:1歳6ヶ月〜2歳
(訪問レッスン)

レッスンを受講しようと思ったきっかけですが、カイが1歳半を迎えたころ、突然始まった家中至る所へのマーキング、それと吠えです。 それまで出来ていたトイレがある時突然出来なくなりました。そして、至る所へのマーキング。。。おしっこの片付け、汚れたマットの洗濯、カイへのイライ ラ、そんな毎日にこの頃は正直、カイのことを可愛いとさえ思えなくなってしまった自分がいました。それでもどうにかしなくては!と思い、思い切ってプロの 方の力を借りようと考え、先生のホームページへ辿り着きました。
 先生のレッスンでは皆さんも仰っている通り、「お座り」「待て」「脚足歩行」を教えてもらいました。
 そして、まずはクレートの中で寝ることが第一ということでした。
 とにかくお座り→褒めて抱く→クレートに入れる。を毎日繰り返して行いましたが、最初のうちはそのお座りをさせるのも本当に一苦労で、クレー トに入ることを察知したカイは逃げ回ったり、寝転がったりとあらゆる手段で抵抗をしていました(笑)毎日本当に根比べをしている感じでした。でも、ここで 妥協してはいけない!という強い気持ちを自分でも持ち続け、毎日頑張りました。先生にも何度もメールをして、相談をしたり、たくさんのアドバイスをもらい ました。
 
 先生のレッスンは、前半は家での様子、困ったことの相談、それに対しての対処法、諸々のお話、後半は外での実践練習といった感じで進んで行き ました。外での練習も先生がリードを持つと、カイの様子が一変するのがよく分かりました。その勢いで私や主人がリードを持ってもなかなか先生と同じように はいきませんでした。でも、先生の「この子は本当に頭の良い子だよ」という言葉を信じ、外でのお座り、待て、脚足歩行の練習も頑張れました。3分待てた時 は本当に嬉しかったですね。
 
 先生には半年ほどお世話になりましたが、先生がいつも「外でのレッスンよりも家の中で出来ることの方が大切」と仰っていた意味が、最後になり ようやく理解できた気がしました。
 レッスンが終わり、だいぶ時間も経っていますが、今も家の中では穏やかな時間が流れている気がします。
 リビングでくつろいでいる時も必ず誰かの傍らにカイの姿があります。
 何度もくじけそうな時もありましたが、先生を信じ、カイを信じレッスンを終えられて本当に良かったと思っています。
 また、犬と人とのかかわり方について改めて考えることが出来て良かったです。




村井ユズちゃん(長野市)

犬種:ビーグル
受講期間:1歳11ヶ月〜2歳6ヶ月

6ヶ月・・・何となく過ぎてしまいそうな、この半年という短い期間で、うちの家族と犬との生活はそれまでとは次元の違う、ゆったりと安定した素敵なものへ と変わりました!ありがとうございました!

幼くて落ち着きがなくて、何でもかじって危なくて、ベランダでしか自由にさせてあげられなかったゆずが、今ではリビングのソファでお父さんに 寄りかかって甘えています。散歩も悩みの種で、自分勝手にグイグイ引っ張って大変だったので、疲れている時は「パス」なんて事もよくあったのですが、今で は人の左側にピタリと付いて脚側行進をし、私達のスピードにゆずが合わせてくれるのでリードはいつもゆるんでいます。疲れて帰宅したお父さんも「ちょっと 行くか?」なんて連れて行くほど楽になりました。家族みんなにペタペタ甘えてきて本当にかわいいです。

「しつけ無料相談」に申し込んだのは小さなきっかけでした。子ども(中学生)がおやつをあげようとして「お座り、待て」と言ったら、ゆずが鼻にしわを寄せ 牙をむいて「うう〜!」と怒ったのです。大好きなおやつなのに怒るゆずが理解できず、話を聞きたいと思いました。(これに対する答えは大変ためになりまし た・・・後で書きます)
私の質問に対する堀内先生の答えは全てに単純明快で、「おやつを待たせると怒るんです」・・・待たせなければいいんです。「ケージとベランダで生活してる んですけど」・・もっと家族と居たいんじゃないですか。「物を噛んだりいたずらがひどくて」・・・こうすればやらなくなります。
たった1回お話を伺っただけで、ゆずには想像以上の変化が現れました。教えていただいた方法でいたずらを阻止しながらゆずをリビングに出し、おやつや食事 はさっさとあげました。すると今まで大変だった事がウソのように、ゆずは家族の後をちょこちょこついて歩いたり甘えたり、とってもかわいくなったのです! その変化に家族みんなが感動し、レッスンを受ける事を決めました。

「しつけ方教室」は初回から驚きの連続でした。先生がリードを持てばゆずは別人(別犬?)のよう!上手に歩いたり、指示を聞こうとするように先生を見上げ たりしました。堀内先生のレッスンはおやつを使いません。「犬は食べ物でつらなくてはならないような下等な生き物ではない」は忘れられない言葉です。ゆず は先生に誉められるのが嬉しくて頑張りました。私が先生のようにできるまでには努力が必要でしたが、細かく丁寧に教えていただけるので、習ったのに忘れた 事を思い出しつつ(「前にも言いましたが」って、何回言われたかな〜・・・汗)先に成長していくゆずに追いついていかれるように頑張りました。ゆずは毎日 のレッスンが大好きで「レッスン」という言葉ではしゃぐ程でした。

途中「伏せ待て」のレッスンで1回大きな壁に当たりました。どう頑張っても1分と待てないのです。ゆずの全身から「やりたくな〜い」オーラが出て、誉めて も叱ってもだめです。どうしようもなくて先生にメールで相談したところ「やり方は間違ってないので大丈夫、そのままコツコツ続けて」と言われて頑張った結 果、ある日突然3分達成!!積み重ねてきたものがパッと花開いた瞬間で本当に嬉しくなりました。今では10分でも平気で待ってくれます。先生に大丈夫と言 われなかったら諦めていたかもしれません。しつけ本との決定的な違いはそこで、結果が出なくて焦っている私達に先生は、うちのゆずの性格や、その時の状態 に応じてやり方を指示してくれます。「犬を誉める」が基本のレッスンですが、「ここからここまでは誉めないで」という方法で上達した課題もありました。い つも広い視野で「うちのゆず」に合ったレッスン方法を指導していただきました。しつけ本は「うちの犬」の事を考えて書いてくれているわけじゃないという事 を痛感しています。

レッスンで教えていただくのは「ついて歩く」とか「伏せ」とか「待て」といった基本的な形になりますが、犬の内面で育っているものは「飼い主との信頼関 係」や「感情の安定」という、かえがえのない大切なものだと感じています。レッスンが進むにつれて、ゆずの感情が安定して顔つきまで変わってきましたし、 安定してくると、先生の言われた「感情を譲ってくれる」場面がよく見られるようになり、私達もそんなゆずに「ありがとね、おりこうだったね」という声掛け が多くなりました。

家族も成長できました。「感情のゆらぎ」という言葉が印象深いです。犬は「わがままを言ったり文句を言ったり、感情の安定していない人」の事を「未熟者」 とみなすそうで、前出の子ども(中学生)・・・ゆずのトイレを片付けるのにも「忙しいのに」なんて文句を言っていましたから、ゆずが自分より未熟な者とみ なして、牙をむいて怒って「しつけ」しようとしていたらしいです。・・・この話は効果ありました!「ほらほら、またそういう文句言ってるとゆずに認めても らえないよ」・・・努力の結果(?)今では良い関係で、ゆずの態度から信頼が感じられます・・・良かったね!

我が家は1階におじいちゃんとおばあちゃんがいる二世帯住宅なのですが、1階でゆずがくつろいでくれたら・・・というのも夢でした。以前は興奮して走り 回ったり、目に付いた物を噛んだりして絶対に無理だったのですが、今はひと通り臭いを嗅ぎ終わると「おやつは〜?」とおじいちゃんを見上げています。ここ までの成長は正直なところ予想していませんでした。レッスンによって「ゆずの心」が育ったことで、当初の目標「引っ張らないで散歩したい」が達成できたば かりでなく、たくさんの”おまけ”が付いて我が家の生活はとても豊かになりました!

堀内先生には本当にお世話になりました。
犬について本当に無知だった私達は、先生からお聞きする話の全てが新鮮で勉強になり、いつも家族の話題になっていました。何かあると「先生に聞いてきて」 が家族の合い言葉になっていました。あと数回の集合レッスンで、全てが終了してしまうのは本当に残念で不安もいっぱいなのですが、ゆずと家族の良い関係が 続くように頑張りたいと思います。また困った時には相談させてください。ありがとうございました!



林マウイちゃん&キィウィちゃん(松本市)

犬種:ゴールデンレトリーバー
受講月齢:マウイ5歳(母)・キィウィ2歳(娘)

3月のとある日、散歩をしていたキィウィが“また”やらかした。すれ違いのワンちゃんに対し威嚇して吠えたのです。「せめてワンちゃんとのすれ違いがス ムーズにできないものか・・・・・・」っと頭を抱えた妻がインターネットで見つけたのがこちらでした。

受講月齢を見ていただくと分かるとおり、マウイもキィウィも躾(トレーニング)を受けるにはかなり遅い年齢です。実は、マウイもキィウィも地元のトレー ナー(一応ドッグトレーナーの肩書きがある方)に訓練を受けた事があります。しかしながら、望むような成果が見られる事もなく終わってしまいました。マウ イは以前から“引っ張り癖”がありました。これを改善する為に受けたのですが、トレーナーがハンドリングするとできるのに自分でやるとできない。トレー ナーと自分の合図の出し方の違いが分からない・・・・・・この繰り返しで、半ば消化不良ぎみにトレーニングが終わってしまいました。キィウィは、“威嚇・ 吠える”に加えて何回か他のワンちゃんに噛み付いてしまい、その度に夫婦で謝りに行っていました。上記のトレーナーに幾度と無く相談し、何か良い方向に向 かわせる事ができないか?その方法を探りました。しかし、結局手詰まりのままトレーナーにもキィウィについては「血統が悪い(父方の血が悪い)から、一生 直ることは無い」と引導を渡されてしまいました。

結局、「現状のままで何とか暮らしていく方法」を選ばざるを得ない状況であり、又、この状況に自分達が諦めてしまっていた事も事実でした。これを「何とか したい」と家内がこちらのHPを見つけ、そして受けることを決めたのです。今考えると、これがラストチャンスだったかもしれません。

初日、堀内先生からこれからの訓練日程・何をやるのかのレクャーを受けました。渡されたプリントの一つ一つは納得できるものの、実際の訓練を想像すると、 本当にマウイとキィウィができるかどうかが不安でした。見方を変えると、飼い主である自分達がコントロールができるかが不安だったのです。上記の通り、訓 練に対するトラウマと受講年齢が高かった事も不安になる一因でした。そんな不安を一蹴してくれたのが堀内先生でした。「大丈夫、大丈夫、5回〜6回で成果 が見えてくると思います。心配しないで下さい。」この一言は、私達夫婦の不安を取り除いてくれただけでなく、大きな自信にも繋がりました。

実際の訓練が始まると、正直「楽しくて楽しくて仕方がない」と言うのが実感でした。先生の言う通り、確実に変化が起き始めたのです。通った回数を言うと2 回目くらいから、マウイとキィウィに変化が起きてきました。手に取るようにマウイとキィウィが良くなっていくのが分かりました。コマンドが確実に届いてい る実感があるのです。マウイとキィウィの心の中で何かが“変化”し自信を付けていく姿が分かりました。そして、ふっと気が付くと私達飼い主にも自信がつい てきた事が分かりました。

堀内先生の教え方は、一つに『非常に分かりやすい』と言えます。どのコマンドやコントロールの方法についても一つの基準があって、例えば「リードがここま で来たら・・・」とか、「○○がこっちを向いたらこうしなさい・・・」とか、前のトレーナーで分かりにくかった“抽象的なタイミング”も見える形で教えて くれます。二つ目に『引き出しの中身が多い』と言う事です(教え方の巾が広いともいえます)。例えば、教えていただいた方法でうまくいかなかった場合相談 すると、違う方法もあるので、こちらを試したらどうですか?と言ってくれます。「Aと言う方法がだめならBと言う方法があります。でも結果は同じなんです よ。」と言う感じです。三つ目に『躾とおやつの関連付けが無い』と言う点です。おやつを買わせる為におやつと関連付けて教えるトレーナーがいる事は知って います。堀内先生はこれがありません。逆におやつがあって出来ることは躾の範囲に入らないと言われます。躾は躾、おやつはおやつで分けなさいと言うことで す。他にもいろいろとトレーニングの特徴がありましたが、長くなるのでこの辺にしておきます。

ワンクールを終了し、お陰様でマウイとキィウィも随分と落ち着いて行動するようになりました。「脚側行進」「伏せ待て」など、一つ一つ課題をこなしていく 度に夫婦で喜んでおりました。又、親バカかもしれないですが、キィウィに非常に高い潜在能力がある事も教えてくださいました。先生は初めて相談に行ったと き、「車から降りて数歩歩いたキィウィを見て能力がある事を見抜いたよ」と後日話してくれました。もしかしたらこれが一番嬉しかったかもしれません。頭を 抱えていたキィウィが初めて評価されたのですから、本当に堀内先生に出会えた事を感謝します。

最後に訓練の最中に先生が言われた言葉で印象に残っている事を書いて終わります。マウイとキィウィに先生から新しい課題がでたとき、できるかどうか悩んで いると「自分の犬を信じないでどうするんですか?できると信じるのです。絶対うちの子はできると信じてやりなさい」もしかしたら今まで私達に一番足りな かったことは、この部分かもしれません。今は、何においても信じることから始めています。

まだまだ課題はたくさんあります。これから第二クールに入っていきます。長いお付き合いになるかもしれませんが、よろしくお願 いいたします。
 


小林ナズナちゃん(長野市)

犬種:イングリッシュスプリンガースパニエル
受講期間:1才5ヶ月〜

30年以上犬を飼い、犬の飼育には自信があった。仕事を辞め田舎で犬たちとのんびり暮らそうと大阪から戻ってきたのが3年前。黒ラブ「サクラ:12才」と 二女の犬「ハンタ(ニュージーランドハンタウェー):2才」と預かり犬「ジジ(キャバリア):7才」と私ども夫婦の生活が始まった。犬に明け暮れた1年が あっという間に過ぎ、二女がハンタを引き取り、預かり犬ジジも飼い主の元に戻り、残ったのはやっと歩ける老犬「サクラ」だけ。火が消えたような生活にたま らず、衝動的にかっこよく活発で賢いらしい(うわさ)犬「ナズナ:2ヶ月」を飼うことになったのだ。迷惑したのは老犬「サクラ」である。サクラは面倒をみ る気がまったくなく、足にまとわりついても噛まれても「たすけてくれ〜」と目で訴えるだけ。それに調子に乗って「ナズナ」はますます頭角をあらわし、甘噛 みから本噛みになり、「サクラ」もたまらず「キャーン!」と悲鳴を上げるようになった。
そして本年の4月、ついに「ナズナ」の牙は人間に向く。妻が噛まれ、一女が噛まれ、ついに飼い主の私までもが血を見ることになった。それも2度3度と。噛 まれる所は手と足先と決まっている。それも一瞬に思い切り噛み、しかも離さず、血は飛び散るは傷は深くて痛いやらで我が家の安全な生活は破綻することにな る。もう恥じも外聞もない。犬飼のプライド(今までは犬に噛まれたことは一度もない)も捨て去り、足を引きずりながらクラーレの躾相談に駆け込んだ。

堀内先生曰く「スパニエルの犬種は噛む犬が多いが、犬は悪くない。人間の側に噛まれる原因がある・・・。」そういえば噛むときは、ナズナがソファーに乗っ ているか、ベッドの上に居るときである。ナズナが寝ているときに急に手足を動かすとか、ナズナが目をつけた物を取ろうとしたときに決まって噛まれている。 納得した。「まったく噛まないようにはならないが噛まれないようにはできる」その一言で訓練を受けることにした。

その一歩が「クレートに入れるようにしよう」だった。車のクレートにはもともと入っていた。しかし家のクレートには餌を入れても、お尻はクレートの外に出 し首だけいれて餌を食べ、足をふんばって入ってくれない。無理して入れると噛まれるのではないかという恐怖心でなかなかうまくいかなかった。先生に「それ ができないと何も変わらない」と言われ、一週間、10日と頑張りなんとか入れるようになった。今では2回の食事のとき、夜の就寝時クレートで過ごすように なった。また、訪問者が来たときもクレートに入ってくれるので、吠えはするが安心して接客ができるようになった。人も安心、犬も安心の生活がこのクレート のおかげでできるようになった。先生の励ましがなかったら、たぶんあきらめて今も危ない生活を続けていただろう。

訓練の中で、今までの犬との接し方がいかに自己流であり、犬の気持ちを無視していたかということがよくわかった。朝夕何時間も散歩し、ぐいぐい先頭を引っ 張らせて、広場で自由に走り回らせて「とにかく疲れさせたらおとなしくなりよく寝るだろう」と散歩を続けていた。先生に言わせると「それはナズナの体力を つけさせているようなもの。おとなしくなるどころか、ますます勝手気ままな行動をするようになる」。意味がなかったのだ。笑ってしまった。
また、人間の一方的な都合だけでの「お手」「お座り」「待て」「伏せ」の強要。犬の気持ち(喜び・楽しみ)を無視した接し方など反省することばかりだっ た。また、できたら必ず「お利口」とほめ、撫でてやることを教わった。今まで「お利口」なんてほめたことは一度もないし、もちろん撫でてやったこともな かった。また、繰り返しの大切さも学んだ。同じことを正確にできるまで繰り返す。そしてほめる。それが基本であることがわかった。
でも、なかなかうまくいかない。つい「もういいや、今日は適当にいこう」と思うときは、ナズナも全くいうことをきかない。「よし。今日は頑張ってやるぞ」 と気合を入れてやると脚側行進でも20分もできる。「待て」も5分も待てるのだ。わかっているのだが年のせいか気持ちが続かないのだ。

先生はナズナをノーリードで脚側行進させ、コマンド通り動かしてしまう。くわえたボールも先生の前では「お座り」で離す。別に大きな声を出すでもなく、ご くごく自然に言うことをきかせてしまうのだ。私との違いはどこにあるのか。それは、常に犬側の視点にたった「観察力」と「集中力・ねばり」と「気合」の違 いだと思う。その3つがオーラとなって先生から出ているのだ。それが犬たちに伝わるのだ。犬の行動を本当によく見ている。何をしたがっているのか。何で吠 えているのか。そして最後まであきらめずにやりきってしまう。そこが素人の我々と違うところなのだ。プロだから当たり前だが、くやしいけどすごいし感動し てしまうのだ。

訓練も6ヶ月目に入り、集合訓練にも参加した。いろいろな問題行動をもつワンちゃんに出会えて少しは安心もし、もう少し頑張ってみようとやる気も出てき た。おかげさまで、ナズナも落ちつき表情も穏やかになり、我が家も平穏な生活にもどりつつある。ナズナの短いしっぽをプリプリしながらぴょんぴょん跳ね回 る姿は可愛いなんてものではない。反面、少しでも油断すると「ガブッ」とくる特性はまだ消えていない。これからも訓練を重ね、なんとか克服できるようにあ きらめず接していこうと思っている。先生、本当にありがとうございました。今後もよろしくお願いします。




宮原りゅん君(長野市)

犬種:イングリッシュ・スプリガー・スパニエル
受講年齢:1.5才

1才になった頃から散歩中に会う犬や人にも吠えまくり引っ張りぐせは力を増すばかりで「誰か助けて〜」という気持ちでした。
とあるしつけ教室に通ってはいたものの生活の中で応用できずに不安でした。
せっかくの毛並も綺麗に整えてあげたい・・・でも、どうやって・・・。
悩んでいた時に友達が教えてもらっていた所でグルーミング教室も始めたから行ってみたらと薦められてお願いする事にしたのです。

初めに感じたのは犬に対してとても優しく、思いやりを持って接しているという事でした。
私にとってグルーミングは「りゅん」とのコミュニケーションをとる第一歩になったように思います。

トレーニングでは「まて」が出来るようになると慌しかった生活が少しずつ穏やかに流れてゆき「ほっと」したのを覚えています。
お散歩の実践では広々とした所で気持ちよく散歩させてもらい。ほんとに楽しかったです。今では家族の誰が散歩に行っても(犬にさえ遭わなければ)引っ張る ことなく楽しんでいます。
それから色々な場面での合図やコマンドなどのタイミングを教わりましたが、これがなかなか出来ず、苦手な犬が近くにいれば尚更大変でした。
でも「思いは必ず伝わるから諦めずに頑張って!!」という励ましをもらい気持ちが楽になり、続けてこれたと思います。
お陰様で最近では「りゅん」の表情がとても明るくなり、私達家族もコミュニケーションがとれるようになってきたのかなと嬉しく思っています。

今まで長い間お世話になりました。
堀内さんにご指導頂けて本当に良かったと思っています。
ありがとうございます。



安原ハッピィ君(千曲市)

犬種:MIX
受講月齢:7ヶ月〜11ヶ月

ボクはハッピィ。もうすぐ1歳になる男の子だよ。
ボクはチビワンコの時、長野県の小諸市にあるハローアニマルって言う施設でたくさんの仲間たちと元気に走りまわっていたんだ。
ある日 お父さんとお母さんが施設にやってきて、ボクのことを気に入って今の家に連れて帰ったんだよ。

初めて家庭で飼われることになって、ボクはどうやって暮らしていけばいいのかとっても戸惑っちゃたんだよね。だって、ボクはまだとっても小さかったから。
お父さんとお母さんは、<しつけ>について相談し、レッスンに行く事を決めたんだ。
食べ物をご褒美に使わない方法に共鳴できたんだって。
そうだよね、ボク達犬は、決して食べ物が一番大切って訳じゃないもの。気になる匂いがあったり、魅力的な彼女が前から歩いて来たら食べ物なんかどうでもよ くなっちゃうよ。

 そういう訳で、ボクは堀内先生に出会ったんだ。

先生が初めてボクのリードを持って歩いた時、ボクに何を言いたいのかすごく良く分かったよ。お父さんとお母さんはびっくり不思議そうにしていたけど、先生 の合図はシンプルでとっても分かりやすかったんだ。
だって、その頃のお父さんとお母さんの合図はめちゃくちゃで、何を言いたいのかさっぱり分からなかったから困っていたんだ。

何回かレッスンに通うようになって、お父さんお母さんも合図の出し方が上手くなったみたい。この前散歩の時、いつも合うおばちゃんに「ハッピィちゃんこの 頃お利口さんになったわね。」と言われたよ。お母さんは「いえいえ、まだやんちゃで・・」なんて口では言っていたけど、心の中ではちょっと得意になってい たみたい。

散歩に出ると車はビュンビュン走っているし、子供たちは大きな声をあげて近寄ってくるし、びっくりしちゃうことがいっぱいあるんだ。
そんな時お父さんとお母さんの言うことを聞いていれば、一番安全なんだってこの頃分かってきたんだ。
脚側行進はずいぶん骨がおれるけど、その後に必ず大好きなフリーにしてくれるからそんなにイヤじゃなくなったよ。

堀内先生、お父さんとお母さんに《シツケ》をしてくれてありがとう。ボクはホントに感謝しているよ。
ところでボクがお父さんとお母さんが望むお利口なワンコになったら、お母さんはボクをタレント犬にして、キムタクと共演させるんだって。
お父さんは、キャンプ犬にしてボクをいっぱいキャンプに連れて行くって言っているよ。
ボクは、キムタクよりキャンプの方が面白そうだと思うなぁ。
ねぇねぇお父さん。早くボクをキャンプに連れていってよ。

ボクはもう大丈夫だよ!



深谷ブブくん(上田市)

犬種:フレンチブルドッグ
受講年齢:2才

私達が、愛犬ぶぶ(フレンチブルドッグ、2歳)のトレーニングをはじめたのは去年の9月でした。8月に上田市に引越してくる以前は、もっと田舎に住んでい ましたが、そこに比べるとこちらは人も車も多く、特に自転車やバイクに突進していってしまうのを何とかしたいと思い、しつけ教室に通うことにしたのです。

はじめにまずびっくりしたのは、トレーニングに食べ物などのおやつを使わないということです。しつけの御褒美としておやつを使うのは、以前行ったしつけ教 室でも行っていましたし、しつけ本にも書いてあるので当然その方法が1番効果があるのでは、と最初は半信半疑でした。また、リードの扱い方やひき方、声の かけ方なども今まで自分達がしていたものとだいぶ違っていたので、はじめはなかなかこつがつかめませんでした。でも教室での先生の指導と家での毎日の散歩 のなかでの練習とで、だんだんと教わったことができるようになり、又それらが犬の思考や行動パターンに基づいたしつけの仕方だということを理解できるよう になりました。

私達はいつも夫婦2人で行って、一人が実地のトレーニングをやっている間、一人は先生のそばで先生の言うことをノートにメモしていました。実際にトレーニ ングしている人間は、犬をコントロールすることに夢中になってしまって、先生の言っていることを聞き逃したり、聞いてもすぐに忘れてしまったり、あるいは 良く理解できなかったりするので、メモで残しておくことはとても大切だと思います。家に帰ってからでもいつでも読んで復習できますし、新たな疑問点も明確 になるので、つぎのトレーニングのときの質問にも役立ちます。
個人レッスンだとその犬にあった助言を受けられますし、受講ペースも習得状況に合わせて変えられる点も良かったです。私達も最初の何回かは2週間に一回程 度、その後だんだんと間隔を空けていき、最後のほうは一ヶ月〜一ヶ月半に一回のトレーニングとなり、始めて9ヶ月で10回が終了しました。

先生にはしつけのほかにも犬に関してのいろいろなお話をしていただいて、私達もとても楽しく、またとてもためになりました。ぶぶも教室に行くのが楽しいみ たいでした。
ぶぶも以前より大分落ち着いてお散歩するようになりましたし、何と言っても自分自身が余裕を持ってぶぶをコントロールできるようになりました。ただ、先生 から教わったことが全部できるようになったわけではありませんので、これからも家でトレーニングを続けていきたいです。



上條ミータンちゃん(長野市)

犬種:チワワ
受講年齢:3才

私が堀内先生のしつけ教室を知ったのは、ドッグカフェクラーレにみーたんを連れて食事に来ていた時のこと。他の犬に吠えまくって、私がすごく焦りながら食 事をしてた時に、クラーレスタッフHさんが声をかけてくれました。
「ここで、木曜日に無料のしつけ相談があるので、良かったら一度相談なさってはどうですか?」と。さっそくお願いして、堀内先生と会うことになりました。

みーたんは、人には絶対に吠えたり噛んだりしないけど、よその犬(犬に限らず、猫や鳥、動物ならなんでも)に噛みつかんばかりに吠えまくって困っていまし た。吠える度に「吠えちゃダメっ!」と言ったり、口元を押さえたりして怒っていました。が、堀内先生にそのことを相談したところ、それは犬にとっては、お 祭りのお囃子のようなもの、後ろで応援されてるようなものだと言われました。その言葉には驚きました。こちらは止めて欲しくて怒っていても、みーたんに とってみれば「もっとやれ、もっとやれ!」と聞こえてたのか、と愕然としました。相談の中で、他にも目から鱗の話しがたくさんありました。というよりも、 私が犬のことをよく知らなかったのです。犬のしつけの前に、人間がしつけられたような気がします(笑)。

そもそも、今までしつけ教室に行かなかった理由は、一緒に生活してる分には問題がなかったのと、しつけ教室には嫌なイメージがあったからです。みーたんの 他にもう一匹チワワがいるのですが、その犬も他の犬に吠える癖がありました。前に住んでいた所の市のしつけ教室で、あまりにも吠える先輩犬に対して、押さ えつけて吠えるのをやめさせた先生がいて、それを見てからしつけ教室に行くのをやめてしまいました。

堀内先生のしつけ教室が始まって、今まで自分が思っていたしつけ教室のイメージがガラリと変わりました。先生のしつけ方は、怒ることではなく褒めることが 基本でした。
初めは、こちらがどうしていいのか分からなくて戸惑っているうちは、みーたんも上手に出来ませんでした。何回か練習して、初めてちゃんと脚側歩行できた時 はとても嬉しかったです。先生が、「みーたんは伸びる子だ。」と言ったことが信じられなかったけど、中盤頃から「ん?そうかもしれない。」と思ってきまし た(笑)。それが私の自信に繋がって、みーたんも段々と上手にできるようになったのだと思います。
以心伝心なんですね。

結果は、みーたんはまだ吠えます。が、しつけ教室が始まった当初に比べると、落ち着く時間がかなり早くなり、そのうちに吠えるのを止めるようになりまし た。
でも私の欲望としては、「あともうちょっと落ち着いて欲しいな。」と思うので、集団レッスンだけ続けてみようと考えています。
堀内先生、本当にありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いします。



吉右衛門くん、勘九郎くん、小夏ちゃん(長野市)

犬種:キャバリア、A.コッカースパニエル、A.コッカースパニエル
受講月齢:7歳3ヶ月、1歳10ヶ月、5ヶ月
 
訓練を始めたきっかけは、勘九郎が他の犬に攻撃的になったこと、そして新しく迎えた小夏が同じようになっては困るという思いから3頭そろっての個人レッス ンをお願いすることにしました。
おすわり、マテなど何も教えていなかったので、ほんとうにゼロからのスタートでした。
まず、自宅でのハウスをケージからバリケンに変更。最初はバリケンになかなか入ってくれなかった。犬達も、入るといいことがあるんだ、ということが分かる と、自分から入ってくれるようになりました。
そしてその次にしたことは、“マテを3分以上出来るようになること”まずはそのことだけを目標に訓練しました。それが達成できた時の喜びは今でも忘れませ ん。
マテができるようになると、犬との関係も少しづつ変化があったように思います。
今回の個人レッスンで分かったことは、犬の躾というよりも私達が訓練の仕方をまったく勉強してこなかった、私達人間の訓練だったように思います。
その甲斐あって、拾い食いで困っていた吉右衛門も何とか克服することが出来ました。
今でも脚側歩行が思うようにならない時もありますが、教えて頂いたことを忘れずに、犬との生活を楽しいものにするためにも頑張っていこうと思います。
吉右衛門7歳3ヶ月、勘九郎1歳10ヶ月、小夏5ヶ月。訓練を始めた年齢です。
多少のハンディはあっても、飼い主の気持ち次第で直すことが可能です。もうこんな歳をしてからの訓練は無理ではないかと思わないで、困っていることがあっ たら諦めないで挑戦してほしいと思います。
犬にばかり問題があるのではありません。飼い主にも問題があるのです。それが分かっただけでも受講してよかったと思っています。



田中ラウフくん(長野市)

犬種:コイケルホンディエ
受講期間:6ヶ月〜17ヶ月

20回のコースを約1年かけて受講させていただきました。犬に「すわれ」と言えば自然にすわるものだと思っていた超初心者にとって目から鱗が落ちる貴重な 体験でした。犬をしつけるということは、人間が犬の気持ちと行動を理解し、人間と犬の適切な関係をゆっくり築いていくものなのですね。堀内さんの指導によ り、犬の行動を変えようとしながら、私や妻の考え方が大きく変わっていきました。おかげ様で、刺激の少ない場所では、ラウフもこちらにあわせて行動してく れるようになりました。ただし、コイケルホンディエという犬種はすべてに激しい反応を示し、とても手強いです(ラウフが特別かもしれませんが・・・)。
人懐っこくてかわいいのですが、気持ちが飼い主から離れやすく、相性の悪い犬には吠えまくっています。そういえば、集合レッスンは大変でした。お互い様と はいうものの、皆さんにはご迷惑をおかけしました。 このレッスンを受けていなかったら、家族全員がパニックにおちいっていたでしょう。今は「きちんとし つけなければ」と思ったり「まあいいか」と思ったりしながら、割と気楽に毎日の散歩をしています(妻はなぜかこのごろ気合が入っていますが・・・)。この レッスンを通じて、自分たちが今まで知らなかった世界を少し垣間見られたのが本当にうれしいことです。長い間ありがとうございました。



月又マロンちゃん(千曲市)

犬種:E.コッカースパニエル
受講月齢:1歳2ヶ月〜1歳7ヶ月

我が家に2ヶ月でやってきたE.コッカーのマロン
家の中で飼う犬は何も大変なことなくおとなしくしているとただ単純な考えで犬の性格などわからずに飼い始めました。ところが、4ヶ月、5ヶ月と月数が進む につれて人間の手・足等ジャレてはすぐ噛み付いてきました。散歩に出れば引っ張りぐせがひどく手をやきました。どうすればよいのかと何冊も躾け方の本を買 い、いろいろとやってみましたが全て失敗でした。ある日、ドッグランへ連れて行ったときに堀内先生のことを知りました。早速、先生に相談し20回の個人 レッスンを受けることにしました。

マロン一歳二ヶ月レッスン開始です

まず、「リードの使い方」、「ふせ」、「おすわり」、「待て」、「付け」の基本から始まり脚側歩行へと進みました。レッスンで覚えたことは毎日の散歩で特 訓しました。回を重ねるごとに上達してゆくのがわかり散歩が楽しくなりました。現在は訓練も終りちょっと寂しさもあります。振り返って思えばマロンの訓練 と共に私たち飼い主の訓練の始まりでもありました。堀内先生による、ひとつひとつの訓練のなかで常に「褒める」・「なでる」ことが一番大事であることを教 えられました。現在の散歩にも褒めて始まり褒めて終わるようにしています。飼い主の思いどおりにならないと「たたいたり」「大声」出していましたがレッス ンをしてからは間違った躾けにただただ反省し訓練の大切さをしりました。

我が家のアイドルは元気に家中をかけ回っています(^^)



大月アンリちゃん(長野市)

犬種:ラブラドールリトリーバー

生後2ヶ月半で我が家の一員になったアンリは何も困った行動などは見られませんでしたが、まだ体が小さなうちに基本的な事を身に着けておこうと思って受講 しましたこれからどんどん大きくなって力も強くなってくるので基本的にお散歩で困らないように横について歩けるように、私の言うことを理解してもらえるよ うにしつけ教室で勉強しました。日々成長していくなかで どんなことを直したいのかなども変化していてそのつど、先生に相談しながら 自分とアンリに合っ たやり方で教えていっていただきました。
どんなふうにやったらアンリは理解してくれるのかわたしの何がいけなくて言うことが分からないのかとっても分かりやすく教えていただきまいた。今年で3歳 になるアンリはお散歩はもちろん、お出かけも旅行もいっぱいしましたしつけ教室で基本を学べたことでお互いがストレスになることなく毎日楽しく過ごしてい ます。


滝沢ショコラさん

犬種:ミニチュアダックスフンド
受講月齢:7ヶ月〜12ヶ月

犬は、みんなお利口です。だめな犬を作るのは、人間です。それが、レッスンを受けた後、一番に印象に残った感想です。我が家のショコラは、生後5ヶ月にな る直前にやってきました。犬が好きで、子供の頃からずっと犬を飼っていましたが、結婚を機にしばらく犬はおあずけだっただけに「久しぶりに犬が飼える」 と、ショコラがやってきた時はうれしかったですね。ところが、このショコラ、今まで一緒に暮らしてきたどの犬とも比較にならないくらい吠えるのです。目に 映るもの、耳に入るけはい、全てが吠える対象で、一旦吠え出すと自分の吠え声に興奮してなかなか鳴き止みません。そしてその声が「デカい」。脳天突き抜け るような甲高い声。ミニチュアダックスの困ったナンバー1が《よく吠える》ことらしいのですが、ショコラにもピッタリ当てハマっていました。あらゆる手を 尽くし、しつけ方の本も何冊か買い込んでみましたが、お手上げ状態で、半ベソかいてしつけ教室の門を叩いたのが、去年の7月のことです。ショコラは 7ヶ月でした。チョークというものは、犬の首を絞めて恐怖感を与えるという先入観を持っていましたので、チョークはおろか首輪すらショコラにはつけたこと がありません。初めて教室に行って、いきなりショコラの首にチョークを引っ掛けられた時は「エッ?!」と思いましたよ。ショコラだって逃げ出 すはず... が、嬉しそうに先生のまわりをチョコチョコ歩き回ったり走ったり、近寄って来ておスワリまでしてみせるのです。その間、鳴き声ひとつあげず、先生も無言で す。「どこかで犬すりかえましたか?」というくらい、ちがう犬に見えました。先生には「犬には特に問題ないけど」と言われました。
しつけ方教室で充分対応できるというのを、マンツーマンのカルチャーレッスンにしてもらい、週に1,2回、ショコラと主人と私の《学校通い》が始まりまし た。レッスンに通い始めてしばらくの間は、リードをつけて歩くことと、吠えグセがどうつながるのか疑問でしたが、2ヶ月目に入ってからは、そんな疑問も全 く感 じなくなりました。「吠えたらこうしましょう。」という対策や、吠えに直結する訓練らしきものは、何ひとつなく、代わりに、といっていいのか、ショコラは 「おスワリ」「マテ」「フセ」「ツケ」のコマンドを理解し、お散歩は私たちの左側にぴったりついて歩く《脚側行進》できれいに歩くことを覚えました。フ リーで歩かせていても、時々、チラ・チラと私たちの目を見て、何か指示が出ないか気にしています。「ショウちゃん!」と呼べば、バッチリ、アイコンタク トして差し出した右手に駆け寄ってきます。これらを一通りマスターした頃には最大の悩み事だった吠えグセは解消されていました。「どうしておスワリやマテ ができるようになると吠えなくなるのか説明しろ。」と言われると困っちゃいますけど。レッスンを受けてみればわかります。「しつけ方教室に行ったくらいで 本当に吠えなくなるの?」と半信半疑の方は、是非行ってみてください。雨や雪の降る日を除いて毎日必ず1時間近く散歩に出かけますが、途中すれ違う人の羨 望の眼差しは優越感をくすぐるのに充分です。わざわざ振り返ってショコ ラを見ている人もいました。余裕の笑顔の裏で、常にトラックが来ないか、近くに犬がいないか気を配っているなんて誰も知らないでしょうね。お利口ショコラ が実はヘタレちゃんで、4トントラックだろうがラブラドールだろうがお構いなく挑んでいく無鉄砲だなんてすれ違う人には気づかせません。犬をコントロール する方法を私たちもしっかり学びました。
「レッスンで学ぶのは犬ではなく人間です」
「犬の本能を全て封印することなんて不可能」
だと、私たちが学習したのです。
人間に得手不得手があるように、犬にだって嫌いなこともあればストレスもあるでしょう。ショコラは、犬とトラックが嫌いで、フセの姿勢とクレートの中で静 かにしていることが苦手です。これに対して私たちがどのように対処しているのか具体例を あげたらキリがないので省略しますが、大切なのは、犬が苦手とするもの、嫌いだと感じていることを、トレーニングで克服していくことが本当に必要なのか見 極めることです。例えば、「かみつきグセ」があるワンちゃんなら、人に危害を加える恐れを考慮して相当ハードなトレーニングも必要でしょう。大型犬なら、 リードを引っ張らせない訓練は必須ですよね。ショコラは「吠えグセ」が問題点でしたが、今は・・・・・解消されました。と先述しました。でも《解消=全く 吠えない》ではありません。今だって吠えます。でも、問題にはなっていないので悩んでいません。犬の本能として受け入れています。吠えることを人間の都合 で、うるさいから、近所迷惑だからやめさせたい・・・無理ですよね。先生方は「〜で悩んでいる。困っている。こうしたい。」という飼い主の要望に全て応え てくれるはずです。ただし、訓練することが犬にとってプラスになることなのかも飼い主にきちんと考えさせてくれます。私たちは「犬に全部を要求してはいけ ない」ことを教えていただきました。飼い主の《困った》をもう一度よく見直して、飼い主側が譲歩できることなら譲ったほうがはるかに楽なことを・・・。も ちろん、レッスンに通ってショコラも私たちもがんばったから、今の楽しいワンちゃんとの共同生活があることは言うまでもありません。「マテ」や「フセ」よ り、「吠えない」「跳び付かない」より、もっと大事なこと。
それを教えてもらうのがしつけ教室でのレッスンです。はっきり言ってやみつきになりますよ。犬そっちのけでハマります。ちなみに私たち、このレッスンで犬 にハマり、先生にお願いして、近々2頭目のワンちゃんを迎えます。今度は、問題があるからレッスンに通うのではなく、もっともっと犬と楽しく暮らすための 方法を伝授してもらうためにショコラとパピーちゃんを連れて行くつもりです。またレッスンを受けられる日が、とても楽しみです。



八田チロくん(坂城町)

犬種:川上犬
受講期間:1才2ヶ月〜2才

「チロ」が我が家の一員になってまもなく”オテ”と”オスワリ”を覚えました。もちろん怒鳴ったり、時にはたたいたりして、その時は一方的にこちらの指示 をきくように育てようとしていました。
しばらくして、”待て”も少しの間なら出来るようになりました。家では鳴いたり吠えたりせずに散歩中(もちろんリードをつけて)も呼べばなんとか足元まで 戻ってきたりしていたので、これでバッチリOK!と思って外へ出てみてビックリ!チロは初めての広〜い公園デビューで、とっても嬉しかったらしく走りまく り、暴れまくったあげくに、他のワンちゃんを攻撃しまくりで、こちらのいうことを一切聞きません(頼むから言うことを聞いてくれ〜)。

この事態を治めるのにとんでもなく時間がかかり、「こんな思いをするなら、他のワンちゃんがいるところには連れて行けない・・・」と、なかば諦めていたの ですが、そんな時この教室に出会いました。

しかし、初めての実践のレッスンに挑むことになる事から、今までそんな経験のない私たちはトマドイ、期待よりむしろ不安のほうが大きくて”ドキドキ”しな がら伺ったことを今も覚えています。
ところが、我が愛犬の担当者の”堀内”さんと出会い、その時の対話の中でそれまでの不安は徐々に解消されてゆきました。その会話の中で印象にのこってい るのが「チロちゃんの気持ちを考えてみて下さい。チロちゃんも楽しんで気持ちよくレッスンできるように進めてゆきましょう。」という一言でした。私たちが これまでチロに対していかに自分の勝手な思い込みや、ワガママを愛犬に押し付けていたと言うこと知り、身につまされる思いでした。それまで「人間とペッ ト」もしくは”犬なんだから”という私の思い込みを、「お父さんやお母さんと息子」のような、つまり「家族の一員として一緒にくらしてゆく」と言うような 考え方のもとに、愛犬とのコミュニケーションをとりながら生活してゆくことの大切さを知りました。

私たちのレッスンはこうして始まりました。

実際のレッスンが始まって、一時間目「じゃあ、家で出来ていることをやってみてください」と言われて、”オスワリ”だっらた家でもやっているし 「簡単」だし、よかった!と指示を出してみてビックリ!!今まではできていたはずの”オテ”や”オスワリ”そして"少しだけの待て”も「チロ」はまったく やる気がないらしく、こちらの言うことを聞きません。全くダメでした。それまで自分たちがOK!と思っていたものは、場所が変わったり、環境が変わったり したことで、できなくなってしまうようなレベルのものだったのです(個人レッスンのため、他にワンちゃんが居ないのに・・・正直これはちょっとショックで した。)

レッスンでは、必ず前回の復習(毎回この時が、実は一番緊張しましたがチョットだけ出来のよい息子に感謝です!)をしながら次へとステップアップ してゆくので安心できました。また、与えられた課題がクリア出来たときはもちろん誉めてもらえるのですが(私もチロも)驚いたのは、うまく出来なかったと きや、失敗してしまったときなどは怒られたり、叱られたりするのかナと思いきや、そんなことなど一切なく、「じゃあ、もう一度やってみましょう」と何度も 繰り返し続けてくださり、一緒になって課題に取り組んで指導していただきました。また、レッスン中も私達を「お父さん」や「お母さん」と呼び「飼い主さ ん」と呼ばれたことはありませんでした(愛犬の目線になって、そう呼ばれたのだと思います)。これもすごく新鮮でした。

そして一日のレッスンの終了時には、いろいろな問題や悩みを相談することが出来る時間があり、気兼ねなく話せる点もありがたく思いました。最後の 方のレッスンでは、他のワンちゃん達と一緒の集団レッスンにも参加できるようになり「チロも私達」も成長することができたのだと思います。
約一年近くの長い間、本当にありがとうございました。



飯嶋JOYくん(軽井沢町)

犬種:サモエド
受講月齢:6ヶ月〜10ヶ月 「大丈夫、きちんと付いて歩くようになりますよ。」と先生に言われても「ほんとうかな?」と半信半疑で受講し始めたレッスンでしたが、今では1時間の散歩 でもちゃんと脚側歩行が出来るようになりました。それまでは左へウロウロ右へウロウロ、道に鼻をくっつけた姿のまま歩くわで、本当に大変でしたが、受講後 はかっこよく散歩ができるようになりました。受講してよかったと思いますし、先生には大変感謝しております。



林マーブルさん(川上村)

犬種:ウェルッシュコーギーペングローク

初めてレッスンを受けに行き難しさにとまどいました。
ほかのワンちゃんにくらべおちつきがないな、ちゃんと覚えてくれるのかなと・・・。
しかし堀内さんにしつけを教えてもらい横について歩かせたり、すわれ、ふせ、まて、など丁寧に教えていただきました。そのうち我が家の愛犬マーブルもみる みる上達してきて自分でも驚きました。
マーブルのあつかいに大分慣れてとてもうれしくなり、すごくいとおしく思いました。
レッスンに通っている間、堀内さんから犬と生活する大切なことなど教えていただき本当にありがとうございました。
今ではレッスンで勉強したことの3分の2くらいは出来ているかな?と思います。



塚田エルくん(長野市)

犬種:アメリカンコッカースパニエル

受講月齢:4ヶ月〜12ヶ月レッスンを受講してその効果に、大変うれしく喜んでいます。
2年ほど前に2頭の家族を亡くし、昨年新しい家族が増えました。犬は自然のままがいいと思っていましたが、レッスンを受講してからは考えが変わりました。 やはりしつけは犬にとっても飼い主にとっても必要なことだと思います。堀内さんに犬への接し方についてご指導いただき、どのようなことを、どのようにした らいいのかを学びました。レッスン日に指導いただいたことを、次のレッスン日までに出来るようにしたいと思って日々愛犬とともにがんばっています。しつけ は飼い主の強い意志が必要だということも分かってきました。うまく出来る日があれば、出来ない日もあります。このしつけは気長に時間をかけて一歩一歩階段 を上がっていかないと、うまくいかないと思っています。
レッスン日や自宅練習でひとつずつ気づきがあり、犬の気持ちはまだ分かりませんが、私は楽しくレッスンをしています。これでいいというものは無いと思って いますので、コーチを信じて、出来るだけ長くレッスンに通いたいと思います。
レッスンは受講したほうがいいことが分かりました。



私たちにとって3代目のゴールデンレトリバーがルークです。


生後2ヶ月で家に来てからしつけには気をつけていたつもりですが、ルークは以前の2匹と違って桁外れにアクティブで、とにかくじっとしていられず、言うこ とをききません。

半年ほど辛抱強くトレーニングを続けたのですが、これといった成果は見られませんでした。

「バカな飼い主はいてもバカな犬はいない」と言うのが信条だったので、これはちょっとショックでした。自己流のしつけ法ではなく、きちんとしたトレーニン グを受けた方が良いのではないかと考えはじめたちょうどそのころ、伊那愛犬さんでトレーニングのコースを始めると聞き、参加してみることにしました。「し つけにはおやつは使うべきではない」「飼い主のリーダーシップが大切」というトレーナーの堀内先生のご意見を伺って、私たちの考え方ともよくあっているよ うに思えました。「犬のしつけ」といいますが、実際に教育が必要なのはほとんどのケースで飼い主の側だと考えています。犬にとって良いリーダーであること はどういうことか、犬を混乱させないために飼い主の態度や指示の方法はどうあるべきか、小さく見逃しがちな「サイン」を見つけて悪癖を正す方法など、プロ フェッショナルでなければ不可能なアドバイスをいただきました。
また、しつけの方法は犬の個性によって千差万別であるというのも印象的でし た。ルークの場合はやはりかなり手強いケースであることも判り、ちょっと安心したようなそうでないような…(笑)。

現在月に一度程度の頻度でお願いしていますが、徐々に指示にも従えるようになり、以前に比べて落ち着いてきたように思います。

まだまだ理想の状態には達しませんが、考えてみればまだ1歳3ヶ月。どこへでも安心して連れて行ける、落ち着いた理想のゴールデンになるため、もう少し頑 張ろうと思います。





原 バビ (長野市)
犬種:ウエルッシュコーギーペングローク
受講期間:7か月〜1歳5か月
平成23年12月4日ペットショップにおいてそれがバビとの出会いでした。
初めて見た時、とても弱々しくてこいつ大丈夫だろうか?と思うほど子犬に見えた。 以前から飼うならコーギーと決めていたが、想像していたものより体全体のバランスから異様に耳が大きく立っていた。犬というより小鹿のバンビみ たいからバビと名付けた。
初めて犬を飼う私に、友人は飼えば何とかなるよと軽い受け答えだった。その言葉を信じて何とかなると思って飼いはじめた。 しかし、何とかならなかった。暫くすると大きく泣くし、その辺をかじりまくるし、夜もおちおち眠れなくなった。これまでの日常生活がすっかり乱されて「こ んなはずではなかった。もうやっていけない!」と思った時には半分ノイローゼ気味になっていた。もう里親にでも出すしかないと思ったとき、しつ け教室でも行ってみたらと言われ、藁をもつかむ思いでクラーレの門を叩いたのでした。
平成24年3月8日、堀内先生との出会いでした。半信半疑で通いだした教室でしたが、最初指導されていることが理解できませんでした。そ んな急に変わりっこないと思っていましたが、先生がリードを持つと急にバビは反応してシャンとしたことに驚きを隠せませんでした。その時、私は犬に甘く見 られていたことを知りました。私はそれまで犬に気を使ってご機嫌を伺って振り回されていたのだ。月2 回のレッスンは過酷な試練となりました。次回までに出来るようにやってくることの課題は正直憂鬱でした・・・それまでやっていたことが本当に良いことなの かも分からずにただ犬に起こされるまま毎朝5時からの散歩を続けました。それまで朝ぎりぎりの生活になっていた私にはとても辛い試練と思えるものでした。 途中挫折しそうにもなりました。犬が出来ないのではなくて飼い主の私が不器用なことが教室に通い出して良く分かりました。犬は一度習えば覚えているけど、 人間が言われたことを忘れていたのだ。安易な気持ちでやっていた自分が腹立たく思えました。
2階の私の隣の部屋がずうっとバビの暮らす部屋だと思っていました。ところが今では1階の居間に犬嫌いの母親と一緒にいます。狭いですが、我が家の庭にも 出て用を足して無駄吠えもなくなり一人遊びをしていて今では逞しい我が家の息子に成長しました。ありえないと思っていたことを現実の生活に即したものにし ていただいた堀内先生に本当に感謝しています。
反抗期は来ますよとか、常に大型犬と同じと思って飼わなければいけないと常に言われてきまし たが、今のところ反抗期もなく誰にでもかまってもらいたくて近寄っていく人懐っこさと、撫でて欲しい時はどこでも自分から横になって待っている自由奔放な バビが愛おしく感じます。初めて屋外の散歩でのレッスンの時、リードを持ったのですが、「違う!脚足行進の時はもっとリードを短く持つ」と先生に変わって 指導していただいた時、バビがちょっと振り向いて「また、言われちゃったね!」と言っているような不安気な顔をして見つめていました。レッスン終了後に、 先 生が「私がリードを持った時ちょっとバビが躊躇したのが何故だかわかった?」と聞かれ私はポカンとしていたのですが、先生は「僕はお母さんと一緒に歩きた いん だよ」と言っていたんだよと言われてウルウルとくるものがありました。それまでちょっと憂鬱に感じていたものが吹き飛んで報われた実感がありました。バビ が楽しいと思えるなら私はお散歩付き合うよ!そのかわり私にも合わせてね!最近では顔の表情から何をしたいのか何が欲しいのか少し犬の気持ちが分かるよう になりました。こんな気持ちになれたのも総て堀内先生のお陰です。
まだまだ不安材料は残しながら一旦レッスンを終了しますが、これからもヒントを頂きながら長いお付き合いをお願い出来れば幸いです。



増田 ユウ ♂
犬種:mix(トイプードルxミニチュアダックス)
受講期間:5ヶ月〜1才4ヶ月

平成24年3月24日、私達にとって生涯初のワンコとしてユウを迎えました。
…がすぐに、初めて犬というものを飼う人の多くが感じるであろう、
「こんなはずじゃなかった!!」の思いに押し潰されそうになり……。
まず、うちのユウは鳴く、吠える、黙っていない!
パピーだから仕方ないけれど、はしゃぐ、暴れる、落ち着いていない!
「犬ってこんな生き物なのっ!」と途方に暮れながらユウに振り回され、ノイローゼ寸前の日々を過ごしていた時6 月15日に移転オープンした稲田のクラーレで堀内先生に偶然お目に掛かりました。
30分程お話をうかがったのですが、レクチャーしていただく内容が
「なるほど!なるほど!!」の連続でレッスンの受講を即決してしまいました。
あれから早1年弱。
今回で合同レッスンが終了し、しつけ教室も一区切りとなりました。
実践レッスンは私の方の理解力が足りなく、動きにもキレが無かったりで
本当に大変でしたが、堀内先生の叱咤激励(時になぐさめ?)のお陰でユウに対するこちらの考え方や気持ちの持ち方 が大きく変わり今では、ユウのいない生活は考えられない程になりました。ユウ自身も、吠えグセが完 全に直った訳ではありませんが以前より吠えの回数やボリュウムはかなり減ってきましたし家の中で一 緒に生活するのに困る悩み事は殆んどありません。こんなに変われたのも堀内先生のご指導のお陰だと心から感謝しています。ま だまだしつけの日々は続きますがこれからも時々『喝』を入れて頂きに伺います。今後ともご指導を宜 しくお願い致します。

p.s 合同レッスン後の飼い主さん同士のお茶会はお薦めです。
お互いの困り事をグチり、なぐさめ、励まし合う…、
どれだけパワーを頂いたことか!



松尾アンジェロくん
犬種:ヨークシャテリア

堀内先生、クラーレの皆様 こんにちは。

今日、我が家の愛犬アンジェロがめでたく10回のしつけ教室を無事に終了し、卒業いたしました。そもそも彼(アンジェロ)は娘が飼っていた犬で名前こそア ンジェロ(イタリア語で天使!?)でも実際はデビルちゃん。。
ご飯のとき、寝ているとき以外はいたずら大好き。。隙あれば1人自由気ままに家の中でお仕事。。

そのくせ、1人でハウスの中で寝せようとすると朝まで泣き通しの甘えん坊。。
本当に当時のことを思い出すとよくここまでお利口になりました。
今ではお世話になったトレーナーの堀内先生とお話している間はじっとお座りしている犬になりました。
思えば、半泣きで堀内先生のところに飛び込んだのが、5月の連休頃でそれから毎日、先生のレッスンで学んだことをアンジェロと共に二人三脚で頑張りまし た。
始めのうちは先生のおっしゃることが私自身理解できないこともあり、先生に大変ご迷惑をおかけしました。
でも、あきらめずにひたすらこの暑い夏にかけて家事の合間を見つけて10回のレッスンをこなしていきました。その努力と先生のご指導の甲斐あって今のアン ジェロは見違えるほどの犬になりました。

この次はアンジェロと一緒にさまざまなことにチャレンジしていきたいと思います。
堀内先生を始め、みなさま、本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。


長野市 岩井さま
犬種 ココ  ビーグル         受講期間 5歳6ヶ月〜6歳
        仁   トイプードル    受講期間  7ヶ月〜2年


  <問題行動は飼い主が作っていた❗️一緒に生活するルールが身につく>

 犬と一緒に生活していると、静かにしてもらいたい、じっとしていてもらいたい…そんな場面が多々あります。
でも…犬がそれを理解できていなかったら、飼い主が理解させる術を持っていな
かったら…犬は自分のやりたいようにするし、飼い 主はイライラ…

ココは5歳になっていたにもかかわらず、一度スイッチが入るとリードをグイグイ引っ張ったり、室内を猛ダッシュ…困った…先生曰く「大人になっていな い」…なるほど❗️

仁君は…歩かない ⁉︎ちょっとでも変わったことがあるとテコでも動かなくなる…困った…先生曰く「飼い主がき然として立ち止まらない」…なるほど❗️

この子達の問題行動の殆どが飼い主として未熟な私が原因だった(トホホ)

このように先ず、問題行動の原因を明確にしてくれるのがこのレッスンの大きな特徴であり、魅力です。「躾」というよりは、お互いが気持ち良く 暮して行くためのルールを学ぶことがこのレッスンだと思います。

    <方法はシンプル❗️でも…奥が深い>

原因が分かれば 、あとは解決に向かい実践が始まります。
方法はシンプルで明快
「おすわり」「マテ」「伏せ」「ハウスで眠れる」「リードを弛ませて飼い主と一緒に歩く」そして、「すぐ褒める。」
えっ‼︎これだけ⁉︎そう思いますよね。これならレッスンを受けなくてもできるんじゃないかと…
でも…これらの行動が、いつでも、どこでも、何度でも出来るかと言われたら…
最初は先生の意図することが理解できず、こんな事で、ココの突発的な行動が無くなり、仁君が動いてくれるんだろうか?と半信半疑でした(先 生、すいません)
特にココは餌につられて待てやおすわりをしていたので、餌を持たず、言葉とリードの合図だけで指示を伝えるのは思った以上に大変でした。
でも先生に励まされながら、ひたすら同じ場所で、同じことを繰り返しました。すると…外では伏せをしなかったココが、噛みそうなほど抵抗した あと伏せをしたのです。ココが自分の感情を抑えて私に合わせてくれた瞬間でした。先生曰く「大人になった」…万歳❗️

歩くこともしかり…先生のレッスンではリードを伸ばして歩かせることと、リードを短くして足元を歩かせる2種類を学びます。特 にリードが伸びている時は一見自由にしているようでも、5秒だけ立ち止まったら歩き出すなど、常に飼い主の存在を意識する習慣ができます。

練習で厳しくすると懐かなくなるのでは…と思いがちですが、あやふやな指示を出したり、一貫性のない態度をとることこそが、飼 い主への信頼感を失うことだと実感できるレッスンです。
そして、できたらすぐ褒める。これによって犬は達成感と、安心感を得て、情緒が安定してきます。するとハウスでも寝るようになるし、無条件に こちらの指示に反応してくれるようになります。

犬は食べ物で釣られるほど浅はかな生き物ではないと思えたことも貴重な経験でした。

とてもシンプルですが、この子なら大丈夫。この人なら、この場所なら安心。そんな信頼関係が確実に得られるレッスンです。
「座る、伏せる、歩く」は犬にとっては教えなくてもできる動作です。それを、あらゆる場面や生活に合わせてしてくれるようになったら…「ワン だふるライフ」ですよね。これを可能にしてくれるのがこのレッスンだと思います。
だから、動かない仁君の練習をしていて、近所のお婆さんから「可哀想に、嫌がっているんだから抱いてあげればいいのに」と言われても、胸を 張って練習をすることができました。

       
       <先生と犬が教えてくれたこと>

「物事にはかならず原因がある」先生からよく聞いた言葉です。吠えるのにも、引っ張るのにも原因があるのです。その原因がわか れば解決方法がみえてきます。しかし全ての飼い主が的確に原因を見つけ対処出来るかと言うとそうでもないですよね。
そ んなとき、犬の気持ちを代弁してくれ、いろいろな解決方法を提案して、教えてくれる人がいたら…私にとっては先生がまさしくその人でした。ちょっとぶっき ら棒ですが(すいません)犬に対する愛情は深く「どの子も素晴らしい物を持っている」「どの子も飼い主さんと幸せになって欲しい」という想いが伝わってき ます。
先生に出会えて犬の素晴らしさ、犬と暮らす幸せを感じることができました。

そして…
私を飼い主として成長させてくれて、ワンだふるライフを満喫させてくれているココと仁君に感謝です。
あなた達のおかげで、先生とも、沢山の犬友達とも出会うことができました。
本当に愛おしい、大切な家族です。

      最後に…
レッスンの時にはいつも先生のパートナーとしてお世話になったサマーちゃんが先月、天国に召されました。
受講した方は みんな先生とサマーちゃんの素晴らしい信頼関係を目の当たりにして、自分達もああなりたいと思っていましたよ。
先生に寄り添って歩く姿が忘れられません。
本当にご苦労様、そしてありがとうね。いつまでも忘れないからね。これからも空の上から見守っていて下さい。